自転車小屋DIY

子供たちの自転車。買って間もないが、家の新築で引っ越し後は
ざらしだったため、自転車小屋を作ることを決意しました。
ただ、スペースが家の北側の狭いところしかなく、しかも窓があっ
て高さ制限もあるため、コンパクトサイズで作ることにしました。
材料の一部は、前に住んでいた家で作ったウッドデッキを、家の
解体時に一緒に解体して、使えそうなものをストックしておいた
ので、木材の一部を購入することにしました。

木材に防腐剤を塗っているところ。色はウォルナット色にしました。
妻は黄色系の色が良いと言っていましたが、前の材料に塗ってあった
防腐剤がこの色だったので、今回も合わせたもの。

そろえた材料は以下の通り。
柱:1700mm×2本、1600mm×2本
桁:2300mm×2本
(杉材90mm角、4000mm3本購入)
束石:4個(購入)
梁:1200mm(90mm角、在庫)
方杖:450mm×5本(90mm角、在庫)
垂木:1600mm×7本(2×3材、2本購入、5本は在庫)
幕板:2300mm×1本(2×3材、1本購入)
中空ポリカ:910mm×1680mm×2枚、250mm×1680mm2枚
(910mm×1800mmを3枚購入、フロスト加工、屋根材に利用)
アルミフラットバー:30mm×1700mm
(30mm×2000mmを3本購入、屋根材の継ぎ目に張る)
金属製連結キャップ:40個入り
(屋根材をねじ止めする際のパッキンとして購入)
防腐剤塗料:1缶(油性、ウォルナット色)
その他:ビスは在庫を利用。方杖の両端の45度のカットは
自分では難しいので、我が家を建てていただいた工務店
カットを依頼。

上の写真がアルミフラットバーと連結キャップ

さて、作業開始。

まずは、工務店から借りてきた電動ドリルで、束石を埋める穴を
掘る。結構この機械楽チンです。


一応、水糸を張り、木製の物差しを使って位置決めと水平を取り
ました。この基礎作りが一番大事です。これを失敗すると、この
後の作業が大変なことになります。

束石を埋める穴に砕石を5〜10cmを敷き詰め、お手製のダンパー
で突き詰めました。結構汗だく(汗)。

束石の高さ調整と固定のために、セメントと砂でモルタルを作成。
通常は砂:セメント=3:1なのですが、今回は2:2にしました。
深い意味はありませんが。セメントは、駐車場の縁石をDIYしたと
きに買っておいたものを利用しました。

束石の高さと水平を調整したのち、モルタルを敷き詰め、水をかけ
て土を埋め戻しました。


さて、いよいよ上物の作成作業です。


まず柱を立てます。仮筋交いで垂直を取りました。


東側の柱と柱の間に、シンプソン金具で梁を取り付けました。一応、
ここでも水平器を使って垂直・水平を確認。シンプソン金具も在庫
を利用。一人作業なので、大変でした。(汗)
なお、西側は入口にしたいので、高さ制限のため西側には梁は設置
しませんでした。

上の写真は、柱に桁を載せたところ。これもシンプソン金具で固定。


垂木を設置。垂木は、ビスで両側から桁に固定しましたが、後ほど
シンプソン金具で念のため補強する予定です。

あと一息です。


中空ポリカを垂木の幅に合わせて丸ノコでカット。垂木にビスで固
定しました。ビス止めの際、ドリルでポリカにビス穴をあけ、連結
キャップを通してビス止めしました(これは雨など水漏れ防止のた
め)。あと、ポリカとポリカの合わせ目はシリコーンシーラント(こ
れも在庫)で目地埋めし、その上からアルミフラットバーをのせて
ビス止めしています。アルミフラットバーもあらかじめドリルでビ
ス穴をあけておく必要があります。


中空ポリカは、外側に2cmほど、幕板から3cmほど長く張りました。ま
た、アルミフラットバーもさらに1cmほど長く張ってあります。
雨だれ防止のためです。


方杖を桁と梁に取り付けて完成。
壁側には電気配線のボックスやら水道の水抜き栓やらがあって、自転
車を入れたときに壊さないよう、壁側の柱の根元には防御用の2×6材
を取り付けました。

上の写真は自転車を収めたところ。
冬になると北側から雪が吹き付けると思うので、北側には壁を付ける
かただいま検討中です。
作成期間は正味2日間。かかった費用は、在庫の材料もあったため、
\30,546と比較的安価にすみました。
材料と道具のご協力をいただいた丸藤工務店さん、ありがとうござい
ました。
次なるDIYは?!  花壇???